ピッキング

ピッキングというのは、鍵穴に特殊工具を差し込んで、鍵を開け、住居に侵入する手口のことを言います。

その方法とは、ピックとテンションという道具を使って、鍵がさしこまれている状態を作り、開錠するというものです。

そもそもは、鍵の業者が鍵を紛失して開かなくなってしまった金庫を開けたりする際に使われている物です。

専門業者が行うものでしたが、犯罪者がこの技術を習得するようになってしまいました。

訓練を受けた空き巣ならば、1分もかからずに開錠することができるというのです。

その方法は、雑誌やインターネットで簡単に調べることができるので、初心者でも簡単に手口を習得することができてしまいます。

昔は、開いていた窓から入ったり、工具を使って鍵を破壊してドアをこじあけて入ったり、窓ガラスを破って入ったりすることが多かったけれども、工具の音や、ドアが壊れたり、窓が割れたりする音が大きく、周りに気づかれることも多くありました。

しかし、このピッキングという方法なら、たいして大きな音もせず、開けられてしまうので、犯罪が露呈するのが遅くなり、事件の捜査が難航してしまいます。

溶解破錠

溶解破錠は、鍵穴に特殊な溶液を注入し、シリンダー内の構造物を溶かし、開錠する手段です。

ディスクタンブラー錠を開錠するために使われます。

特殊な技術も要らず、溶液を注入するだけで、音も出ないし、時間もそれほどかからないのが特徴です。

溶液は、高濃度の無機酸系の液体を何種類か混ぜ合わせたものが使われます。

そのままでは流れ出てしまうため、あらかじめ鍵穴から高分子吸収剤を入れておき、それに溶液を吸収させ、金属製のタンブラーやスプリングを溶かします。

そうなると内筒に回転力をかけるだけで開錠にいたってしまいます。

この手口は、ディスクタンブラー錠の弱点をついたものであり、ディスクタンブラー錠が多く住宅用として使われている日本では、今後社会問題となるかもしれません。

またCPマークのついたタンブラーであっても、この手口には効果がありません。

空き巣
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